暁投資顧問

おかげさまで10周年

IPO特集

こんにちは。

デイトレコース担当です。

今回の記事では、IPOについて書いていきたいと思います。

IPOとは、未上場企業が、新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を売り出す事です。資金調達や企業の知名度向上など、上場する企業にとってはメリットが多くあり、投資家にとっては、成長企業を発掘する機会にもなりますし、ブックビルディングで当選すれば、大きな利益を得る好機にもなります。

さて、1990年台後半~2000年台前半のITバブル全盛では、このIPOはとんでもない動きをしていた事は、当時の投資家方には記憶に残っていると思いますが、昨今のIPO市場動向は、どうなっているのかチェックしてみましょう。

昨年は、91社(リート除く)が新規に上場を果たしました。

初値で購入し、今でも初値より上の価格にある銘柄はどの程度あるか?

なんと91社中、22社でした。これは意外・・・と、個人的には思いました。実はもっと少ないと考えていたからです。2018年は、あらゆる銘柄が年間を通して売られた年でもありますが、19年に入ってからは、ほぼ上昇トレンドが続いているわけですから、この数字になっているのも不思議ではないかもしれません。

2018年(IPO:91社)リート除く

※初値より高い銘柄群

9450、6572、4391、7033、7034、3491、4397、5699、7035、7037、7325、4420、7045、9279、7671、4425、4424、6232、7048、7047、4428、4427

 

では、今年上場した銘柄の中で見ると、どうでしょう。

19年は5月22日現在までで、23社(リート除く)が上場し、初値より高い位置にあるのは、9社でした。

2019年(IPO:23社)リート除く

※初値より高い銘柄群

4441、7676、6556、7063、7061、7066、4435、4429、7049

 

これも意外な数字だと思いました。まだ19年は半分も経っていないので、なんとも言えませんが、数字で表すと、2018年は24%、2019年は39%の銘柄が初値で購入しても、利益となっているんです。

弊社の会員様の多くは、「IPOは怖い」「当選したら初値で売っている」「値動きが荒いから触らない」そんな声を聞きます。それは、ごもっともで、値動きの荒い銘柄を好まない方は、敬遠するでしょう。しかし実際には、初値で買っても、今年は約40%、昨年は、24%(5銘柄中1銘柄)は、上昇しているんです。投資対象の1つに入れないのは、機会を逸している事にも繋がるのではないかと思い、これまでIPOを敬遠されてきた方も、興味を持っていただきたいという思いもあり、私がデイトレコースで助言銘柄として出す頻度も高くなってきております。

来たる5月下旬から6月下旬にかけては、新規上場を控えている企業が7社ございます。この7社の中にもきっと、何か月後に振り返ってみると、プラスになっている銘柄が1つか、2つ、若しくはそれ以上あるかもしれません。

それでは、その6社の基本情報と、私のお薦め度を書いて終わりたいと思います。

 

・5月-6月IPO

●4442 バルテス ソフトウェアテストを中心としたソフトウェアの品質に関する総合的なサービスの提供 。時価総額38.6億 VC保有600,000株 お薦め度★★★★★

●7065 ユーピーアール パレット等の物流機器のレンタル及び販売等。

時価総額47.9億 VC保有0株 お薦め度★★☆☆☆

●4443 SanSan 法人向け名刺管理サービス「Sansan」及び個人向け名刺管理アプリ「Eight」の提供。 時価総額1219億 VC保有9,172,353株 お薦め度★☆☆☆☆

●7066 ピアズ キャリアショップを中心とした販売チャネルに対する研修コンサルティング、セールスプロモーション等。時価総額83.8憶 VC保有0株 お薦め度★★★★★

●7067 ブランディングテクノロジー インターネットを利用した各種情報提供サービス、広告業および広告代理店業、インターネットホームページの企画立案、開発、管理及びそれに附帯する業務。 時価総額24.7憶 VC保有385,800株 お薦め度★★★☆☆

●4444 インフォネット WEBサイトの構築およびそのコンテンツを構築・管理・更新できるシステム(CMS:コンテンツ管理システム)、その他システムアプリケーションの開発・販売およびクラウドホスティングサービス、ASPサービスの提供。時価総額26.2億 VC保有0株 お薦め度★★★★☆

 

 

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