目次
今週の日経平均株価は前週末比171円88銭高の22930.36円となりました。
これで日経平均株価の週足は8陽連。
23000円よりも、1月高値を抜けるかどうかがテーマと言ってもいいと思います。
株高要因となったのが円安。
2月は米長期金利上昇に反してドル安円高が加速しましたが、今回は米長期金利と連動しドル高円安が進行。
私は長期的にはドル安になるのではないかと予想していますが、短期的には1ドル＝115円辺りまでは円安が進むかも知れません。
尤も、円安が必ずしも株高に繋がるとは見ておりません。
日本株は為替より米国株に連動すると見ております。
ドル高を嫌気して米国株が下げる様なら日経平均株価も下落、
逆にドル高米株高となれば日経平均株価は1月高値を窺う展開となりそうです。
日経VIは低下が続いており、現在14.48。15を割ってきました。
今週は米10年債利回りが上昇し2014年の水準を超えてきましたが、2月のような警戒ムードは漂っていません。
低下を続けるこの日経VIやVIX指数を見ると、好景気下での金利上昇は当然といった感じで受け止められているようです。
気になる点もありますが、それについては後述。
先週、5月2週の投資主体別売買動向では海外投資家が現物・先物合算の金額ベースで6週連続の買い越し。
買越額は2264億円と大きくはありませんが、買い越しが続いています。
日経平均株価が週間ベースで上昇した週は大体海外投資家が買い越していますので、この流れは予想通り。
個人投資家も予想通りの売り越し。これで個人投資家の売り越しは7週連続。
売越額は3519億円とちょっと大きめ。上がると売る個人投資家の習性は変わりませんね。
さて、今週もとくに波乱はなく株式市場は堅調推移となりました。
今週で決算発表もほぼ一通り出揃いましたが、4月末の日経平均株価EPS1719円が5月17日時点で1643円まで下落。
16日に発表された1-3月GDPも2年3ヶ月ぶりにマイナスとなっており、2月の株安円高の影響が出ています。
GDPマイナスに関して第一生命経済研究所の新家義貴エコノミストは「上昇基調の中の踊り場」と指摘していますが、
株価推移を見た限り、市場参加者の多くもそのように見ているのではないでしょうか。
まぁ、結局はネガティブな材料が出ても株価が下落しなければ市場心理は悲観に傾かないということですね(笑)
そんななか、気になるのは新興国の株価。
タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、トルコなどの株価が冴えません。
先進国の株価指数は底堅く推移していますが金利上昇の負の影響がどこかに顕在化した場合、センチメントは急変すると思います。
ただ、それがいつになるのかは分かりません。
米長期金利3％近傍では特に実体経済に影響はなさそうだとなれば、暫くはゴルディロックス相場が続くでしょう。
それが想定以上に長く続く可能性も否定出来ませんが・・・得られるリターンに対しリスクは大きいと見ております。
買いも売りもやりにくい状況ですが、方向感が出てくるまでは個別対応ですかね。
暁投資顧問 平下
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
暁投資顧問では・・・株式予想とテクニカル分析・ファンダメンタルズ分析を
動画で行ってます！YOUTUBEのチャンネル登録
https://www.youtube.com/channel/UCOfzLmXpI3qmZfV7_Cs1sYA
最先端のマーケット解説と、即日騰がる！動画銘柄、
即日利益の先物・オプション動画ポジションで
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
私達暁投資顧問投資の寺子屋が負けない投資家へ育てます。
まだご入会検討中の方はお客様の声、投資顧問にご入会された先輩方の生の声聞いてみませんか？？
各コースの概要とサンプルアドバイスはこちらからどうぞ。
お試し入会はいつでもどうぞ！クーリングオフで徹底的にフォローします！返金します！
300件以上を超えるお客様の声はこちらから
全て見ることができます☆
https://akatsuki-toushi.com/wp/voice-all/
常に満員！暁投資顧問のリアルセミナーの様子はこちらからどうぞ！
※セミナー写真
いつもブログにアクセスして頂きまして ありがとうございます。
もし今日のブログ記事が投資の参考になりましたら大変お手数ですが
こちらのバナーをクリックして暁投資顧問の応援をして頂けますと幸いです。
最新情報をお届けします
